面白くなっていきたい。 ver.趣味だらけ

ゲーム、ライトノベル、アニメ、漫画などなどの感想、個人的な趣味のブログを書いていきたいと思います。

【ライトノベル感想】ノーゲーム・ノーライフ 7

 

 あらすじ

悠久の大戦の果て、ゲームで全てが決まる世界へと変わった“ディスボード”

―けれど、手段が暴力からゲームに変わろうとも、勝者が敗者を蹂躙し、犠牲を重ねる『定石』。幼き日の巫女は嗤った…「なにも、変わってなどいない」と。

―だが、裏切り、騙し、欺き合う者達が、それでも互いを信じられるというならば。命を賭けた賽子で、位階序列一位・神霊種の双六すら食い破れるならば。

「そん時こそ認めたる。変われる―変えられる世界に、確かに変わっていたとッ!!」

“旧き神話”を継ぐ“最も新しき神話”―大人気異世界ファンタジー、第7弾!!

 

 

久々の新刊。そして期待通りの内容でした。

挑むは神霊種。さっそく序列1位に挑むのはさすがということでしょうか。全てがゲームで決まる世界なのでもちろんやることといえばゲーム。

 

その内容は双六でした。ただ、今までとはかかる時間も規模も違う。1マス1マスが何kmという大きさとなっており、ゴールするまでにかなりの時間がかかるというもの。

もちろん必要なのは食料や移動するための足。

 

ただでさえ他参加者がたてた課題をクリアしつつ進まなければいけない中、さらにサイコロの数で自分の年齢が変わるという複雑なルール。

いきなりバーン!とルールが表示されるという展開は好きなのですが、そういう展開で一度ルールを見ただけで理解したことはないという不安。

 

だからこそ、その後の話で勝負のルールが理解できるのはありがたい。

今まで空白が挑むゲームは数あれど、仲間全員で挑むのは久々ではないでしょうか。対いづな戦とかも仲間と一緒でしたが。

 

ゲームに挑むまでの24時間の記憶がないという条件の中、進んで行くので読者にもそこのことは教えてくれない。

これがまた本当にゲームに挑んでいるみたいで楽しい。

 

どれが嘘でどれが本当なんだろうと、考える事が出来るので面白いです。

 

そして事件はゲーム内だけじゃなくゲーム外にも広がっていく、ということに。

確かにこの巻、上下巻で言えば上巻にあたるものなので内容としては準備巻。伏線回収は全て次巻へと持ちこされています。

 

しかし、空白含んだギャグ調のやりとりや、これどうするんだろう・・・というような無理難題を頭を使って解決する部分はしっかりと見れるのでノーゲーム・ノーライフらしい内容にしっかりなっています。

 

これは次巻が楽しみですね。