【ライトノベル感想】落第騎士の英雄譚 6
落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>6【電子特装版】 (GA文庫)
- 作者: 海空りく
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/02/12
- メディア: Kindle版
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あらすじ
「一人残らず消し炭にしてやるわ!」
暁のメンバー全員を自らの手で敗北させるため、一対四の変則マッチを希望したステラ。《紅蓮の皇女》の焔は、破軍学園を壊滅させた無法者たちを焼く尽さんと、かつてなく激しく燃え猛る。
一方、暁の一人、紫乃宮天音と再会した一輝は、かつて相手に抱いた不可解な嫌悪感の理由に辿りつく。ついに明らかになった天音の真の能力と彼が抱える闇は、大会に新たな影を落とし始め――!?
離れていた恋人との束の間の逢瀬、因縁の相手と交わす再戦の誓い、そして意外な伏兵の登場。七星の頂を巡る戦いは、次の局面へと突入していく! 邂逅と覚悟の第6巻!
久々のライトノベル。結局我慢できず一冊読んでしまいました。しかしそれに見合うほどの内容。めちゃくちゃ面白かったです。
前巻、イッキが前回覇者諸星の勝利し、ステラが遅れて登場、1対複数の試合をすることに。遅れてきたことといい修行してきたことといいまるで主人公でありますが、ステラはただヒロイン、というだけではおさまりきらない何かがあると思います。
如何なく発揮される修行の成果・・・と思いきや、修行で得たものはまた別にあるという恐ろしさ具合・・・イッキと戦うことを目指しているわけですがこれイッキといえど危ないのでは・・・?
多数相手にも全く劣らず、むしろ圧倒する姿を見てそう思いました。
しかしラブコメ面ではかわいらしい。というかすごくスケベ。ちょっと見ない間にスケベ度5割増になってる。可愛い。
今巻では見どころも多く、天音が明確に敵になった巻でもありました。しかしイッキを七星剣王にしてあげる、とはよくまあピンポイントでそういうツボをつけるなと思うぐらい・・・。
最後には蔵人VSサラ。
どちらが勝っても問題ない実力の中、しかし勝者は決まってしまう。これは先が読めず、面白かったです。そしてここで天衣無縫が再登場・・・いや、稽古つけてもらってるってだけでも熱いのに技まで使用されるとそれはもう最熱。
終わり方も気になりますし、時間のある時に続きを読もうと思います。