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【ライトノベル感想】落第騎士の英雄譚 4

 

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)4 (GA文庫)

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)4 (GA文庫)

 

 あらすじ

軍学園――壊滅!? 激闘の第4弾!

七星剣武祭に向けて、準備を進める一輝たち破軍学園の代表選手団。東北の雄・巨門学園との合同合宿も充実したものになり、順風満帆かと思われた矢先、破軍学園が突然の襲撃を受けてしまう。 

「皆さんにはここで倒れていただきます。――我々の踏み台として」 

裏社会の実力者で構成された伐刀者集団「暁」に対するは一輝たちと生徒会の精鋭。だが決戦の火蓋が切られようとした矢先、味方であるはずの『彼』が、隠していたその牙を剥く!

 そして一輝の前に立ちはだかるのは――世界最強の存在! 果たして早すぎた対峙が生み出すものは!? 理想と現実、希望と絶望の狭間を駆け抜ける、激闘の第4巻!

 

 

この作品の好きなところはあげればキリがないのですが、やはりライトノベルとしての定石をふまえつつも、王道で盛り上がる少年漫画のような展開が好きです。

 

というのも今巻の内容、まさに準備巻といってもいいような内容なのにとんでもない盛り上がりを見せているんですよね。

個人的には今までの巻の中で一番好き。

 

七星剣武祭にむけて修行する一輝たち。しかし3巻で不穏な動きをしていたアリスや、そして一輝のファンだという1年生によって一気に崩されていきます。

祭に参加する学校は7校。しかしその7校にスパイとして紛れ込んでいた暁学園の生徒たちが祭を壊そうと画策。

 

その一歩として破軍学園を潰そうとする・・・。最終的には祭にてその決着をつけることになったので準備巻ではあるのですが、裏切ろうと思っても裏切れなかったアリスの想いや、新勢力の登場、そして珠雫の覚醒に一輝VS剣士の頂点・・・などなど。

 

一輝の兄の強さも驚くものでしたが、比翼の強さが尋常じゃなくて読み終わった頃には兄の印象が消え去ってしまった・・・。

 

珠雫がアリスを助けるために覚醒するシーンもとてもいいものではありましたが、一番は新勢力VS破軍学園。

もちろん劣勢ではある破軍学園ですが、それでもこういう新勢力に今まで仲間ではありながら戦う相手であった人達と共に戦うのってめっちゃ熱い。

 

めだかボックスでもマイナス編で球磨川が壇上で演説し、マイナス13組を設立した回の話めちゃくちゃ好きなんですよ・・・!

それに立ち向かうためにアブノーマルたちと協力する展開も。

 

それに似た何かを感じて読む手が止まらなかったですね。

 

個人的に刀華が好きなので復活してくれないだろうか・・・クロスレンジにおいて最強とかって設定すごい好きなのですが。

 

これはますます今後の展開が楽しみになってきました。

今までは同じ学園の生徒や一輝の家が相手でしたから、こうした悪らしい悪がバーンっと出てくるのがとてもツボでしたよ。