面白くなっていきたい。 ver.趣味だらけ

ゲーム、ライトノベル、アニメ、漫画などなどの感想、個人的な趣味のブログを書いていきたいと思います。

メイドインアビスが面白いって話がしたい。

メイドインアビスが面白い。つい先日アニメ化が発表され、これを機にと読んでみたところ本当に面白くてドハマリしてしまった…この気持ちをどこかにぶつけたい…ということで書いています。

実は値段やレーベルから勝手にほのぼの4コマ漫画だと思っていたのですが、かわいらしい絵柄で描かれているのは可愛さだけではありませんでした。

 

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あらすじ

人類最後の秘境と呼ばれる、未だ底知れぬ巨大な縦穴「アビス」。その大穴の縁に作られた街には、アビスの探検を担う「探窟家」達が暮らしていた。彼らは命がけの危険と引き換えに、日々の糧や超常の「遺物」、そして未知へのロマンを求め、今日も奈落に挑み続けている。

リコは孤児院で暮らす探窟家見習い。アビスへの憧れが人一倍強い彼女は、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。ある日の探窟で、リコは謎の存在に生命の危機を救われる。その何者かが放った熱線の跡を辿ると、そこには少年そっくりのロボットが倒れており…。(Wiki抜粋)

 

 

  • アビスの魅力

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あらすじにも書いてあるように、この世界には巨大な縦穴、「アビス」に潜る探窟家というものが出てきます。命がけでアビスに潜り、お金を稼いだり、遺物と呼ばれる超常の代物を探したり、そして未知へのロマンを求めたり…様々な理由があるものの、やはりほとんどの人は誰かに強要されているわけではなく、自分の好奇心などのために潜っていく…。

 

もちろん、命の危険はあります。それでも自分の知りたいことを知るために、アビスの奥底にあるものを見るために、遺物を回収するために潜っていく…恐ろしいアビスという縦穴が魅力的に見える理由の1つがこれです。

自分から潜っていく。そのおかげでこのアビスという縦穴がとても魅力的なものなのだと読んでいる人に伝えてきます。

もちろん、世界広し、強要されて潜らされる人などもいるかもしれませんが、基本のこのポジティブなスタンスのおかげで「冒険感」が強く、面白い。

 

 

  • アビスの生態

アビスはいくつかの層にわかれていてその場所によって生きている生物や、生えている植物などが違います。その様子が背景や、話ごとにあるおまけページなどで描かれている。これを見るのが楽しくてしょうがないです。

アビスを潜るにあたって避けられないのがこの動物や植物とのふれあい。ふれあい…で済めばいいな…というやつもいますが…。

 

食料にするため、はたまた怪我を治すため、そして戦闘で…その時に出てくる動植物がとても魅力的。おまけページではその生態に関して細かく書かれているため、本当にそれらの動植物がいるような気分になります。

また、可愛い絵柄からは想像できないようなえぐい動物なども。いい、とてもいい。

 

 

  • 設定としてのアビスの魅力

アビスの魅力、というよりかはアビスという設定の魅力について。もちろんたくさんあるのですが、一番はやはり「上昇負荷」。

探窟家、一番の敵は実は動植物などではなく、この上昇負荷、通称アビスの呪い。

 

アビスは縦穴ということで潜っていくものになります。そして帰るときは登っていかなければなりません。その登る際、地上に帰る際に起こることそれがアビスの呪いです。

階層が深くない段階から地上に戻る際はめまいや吐き気で済みます。なので子供たちや軽いお金稼ぎなどは浅いところで行われるわけですが…階層が深くなればなるほど戻る際の上昇負荷がとんでもなくなっていくわけです。

 

すなわち探窟家は深く深くまで潜り、アビスの底を見たいと思うのと裏腹に潜れば潜るほど上昇負荷が強くなり、かなり下層の方では上昇負荷で死ぬことになります。

この設定が冒険の危険さ、そしてえぐみのある内容に仕上げているといってもよいと思います。ただ戻れない~だけじゃなくてこの設定は様々なことに使われ…。

 

主人公たちが目指すのは下層も下層。すなわち、帰りは確実に死ぬ。主人公たちが行う旅はもう地上には戻ることができない旅。なぜそうまでして下層に行くのか、そこらへんの流れは漫画を読んでみてみるのが一番だと思います。

 

 

  • キャラの魅力

可愛らしい絵柄からほのぼの4コマだと思われた方も多いでしょう(押しつけ)。実際は四コマ漫画でもなかったわけですが。

可愛い女の子や男の子が出てくるというのは事実です。しかし、あるのは可愛さだけではなく、そんな可愛いキャラたちにも信念みたいなものがしっかりとあります。あと乳首とかも少し見れます(唐突)

 

そして少年少女と同じぐらい魅力的なのが大人たち。探窟家はもっている笛の色で階級わけされており、見習いから伝説級までいます。そんな大人たちがとても魅力的。

主人公たちが子供だからといって優しくするとは限らず…。一癖も二癖もあるキャラクターたちがいます。ちなみに僕の好きなキャラはナナチ!理由は可愛いから!(端的)

 

 

  • ストーリーが面白い

ここまで書いてきたようにほのぼの日常系ではありません。冒険の楽しさはもちろん、一筋縄ではいかないアビス探索の恐ろしさ、そしてたくさんの謎。

読者も冒険しているような気分にさせる様々な要素。どれもとても面白いです。

あとこれアニメ化できるの...?ってシーンもあるのぐらいすごい!語彙力なくなる!

 

 

 

 

殴り書きみたいになってしまいましたが、とてもおすすめということが伝われば幸いです。試し読みみたいなものもあるみたいですが、正直試し読みのさらに先、そしてまたさらに先と読んでほしい。

絵の感じや作品の雰囲気を掴むにはとてもよいと思いますが、面白さ、を求めるのであればとりあえず2巻まで読んでほしいです。

そしてそこまでくれば絶対に3巻4巻5巻と読みたくなるはず…。

 

 

 

これを書いている現在、Amazonはどうやら品薄らしいのでここぞとばかりに取り寄せなどを使うとよいかと。

アニメ化も決定した今、百聞は一見に如かず、一度読んでみてください。