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【漫画感想】炎炎ノ消防隊 1

 

炎炎ノ消防隊(1) (講談社コミックス)

炎炎ノ消防隊(1) (講談社コミックス)

 

 あらすじ

全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命!

とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!

 

 

ソウルイーターの作者さんの新作。内容はあらすじの通り、人が突然発火してまわりの人を襲うようになってしまう人体発火現象を止めるべく、活躍する消防隊のお話です。

 

始まり方はやはり王道。笑顔が怖く、緊張すると笑ってしまう、そして自身が発火してその炎を操ることができる第3世代を理由に悪魔と呼ばれてきた主人公が母親と約束したヒーローになるという願いをかなえるために奮闘する。

 

悲しいことにその母親はもう亡くなってしまいましたが、その時なぜ家が火事になったのか、原因は自分の発火なのか、それとも・・・という感じ。

いや、さりげなくでてくる恐怖みたいなものはソウルイーターからこちらの作品になっても健在。

 

特に発火した人のことを焔ビトと呼ぶのですが、その焔ビトが怖い。唐突に発火し、まわりの人間を襲うようになる。もちろんその状態になったらコアを破壊し、殺してしまうしか手はない・・・。

知らない人ならまだしも家族や友達など、すべての人がそうなってしまう可能性のある世界・・・とても恐ろしいです。

 

焔ビトが椅子に座っていたりと、失礼ながら不気味さ、というものがとても出ている。どうやら焔ビトになっているときはずっと燃えて痛いらしいですし、この世界にはなるべく行きたくはないですね。

 

消防隊の中でもなんの能力もない第1世代、炎を出すことはできないが操れる第2世代、炎を出しそれを操れる第3世代にわかれているのも特徴的。

能力的には第3世代が優秀という感じではありますが、第1世代も体を鍛えて対抗できますし、第2世代は普通に強い。

 

内容的にはキャラ紹介世界観紹介といったところですが、それでも十分に楽しめる内容でした。母親と弟の死の真相を知ることはできるのか、とても気になります。