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ゲーム、ライトノベル、アニメ、漫画などなどの感想、個人的な趣味のブログを書いていきたいと思います。

【ゲーム感想】STEINS;GATE 0【PSVita】

 

シュタインズ・ゲートゼロの感想を書いていこうと思います。

こういう形式のゲームなのでネタバレあり、かもしれません、注意。画像はファミ通さんや電撃オンラインさんから拝借、もとい。

 

 

 

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物語はあの日、シュタインズ・ゲートを見つけるためにα世界線に飛ぶ直前のことです。未来の岡部倫太郎や仲間たちの後押しもあり、自分が刺されることによってクリスの死を回避したというのが本編。

 

このシュタインズ・ゲートゼロではそこでα世界線に行く気力のなくなった倫太郎をまゆりが後押しするのではなく、「もう傷つかなくていい」とやめるように諭すという展開。そして諦めた倫太郎とその後・・・という内容です。

 

ちなみにまゆりは自分の死かクリスの死か、という選択に立たされていたことを知らないんですよね。そこもゼロでばれてしまいますが。

 

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自分はVitaでやりましたが、処理落ちなどもなく快適にできました。気軽にやりたいという方はVitaがおすすめかもしれません。

基本的には本編と同じ。クリスの先輩という登場人物やクリスが研究していた大学の教授、さらにはまゆりのコスプレ仲間に・・・。

 

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ダルの将来の結婚相手でもある由季が登場します。一応シリアスは話なのですが、鈴羽が自分が生まれてこなくなってしまうのは困るということでダルにもっとデートに誘えだの伝えるところはにやにやしてました。

 

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本編ではガラケーだった倫太郎の携帯もスマートフォンに。いや、時間的にはそんなに経っていないんでしょ、という野暮なつっこみはうんたら。

そしてやり取りもメールではなく。RINEというものに。これはどうやらダルが開発したもので身内でやり取りするだけのものだとか。

 

ちなみに本編では携帯でメールを送ったりする内容で分岐していたりしましたが、今回は分岐点がわかりやすかったです。

本編と同じようにRINEの返信する内容かな、と思っていたのですがそれよりもアマデウスからの着信をとるかとらないかで決まることが多かったですね。

 

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ちなみにアマデウスとはクリスの記憶をもったAIのこと。クリスのことを忘れようとしていた倫太郎のもとにアマデウスのテスターになってくれというのはなんたる皮肉。

しかしちゃんとクリスなんですよね・・・。

 

 

話の内容としては面白かったっちゃおもしろかったです。変な言い方ですが。ふぬけた倫太郎はなにやら大学生活を満喫しているらしいですし(どうやら合コンにいった模様)、ほかのメンツも元気(鈴羽以外)。

いろいろな人の視点を見れたりしますし、番外編として捉えるのならとてもよい内容でした。

 

ただ、本編と同じようにとらえると少し物足りないかも?未来の倫太郎が過去へ自分の映像データを送る裏話や、第3次世界大戦の起きた世界線に迷い込んだりと本編で語られなかったところがきちんと語られています。

 

評価の中でぶつ切りで終わった、というものがありましたが、確かにきれいに後日談などあるわけではありません。

エンディングも一応6つぐらいありますが、個別エンディングとうよりはトゥルーエンドへの布石みたいな内容でしたしね。

 

ただ、それはしょうがないというかやはりシュタインズ・ゲートを見つけるためにはあの時にα世界線に行かなければならないわけで。

ぶつ切りで終わった後は何をしているのか、と言いますと世界線が変動したかもしくは・・・ということですから。

 

結局このゼロも終わりはα世界線に行くことなんですよね。だからこのβ世界線ではまゆりたちが過去の倫太郎を叱咤激励するか、今の倫太郎があの時の倫太郎にDメールならぬDRINEを送るしかない。

このβ世界線ではやることが限られているのでそういう終わり方になった、ということでしょう。

 

それをおいても少しトゥルーエンドは拍子抜けかもしれません。拍子抜けというか短い、とても。

未来の人たちのことが分かるし、いいエンドではあったのですがトゥルーと聞くとどうしてもすべてを解決したものというイメージが強いので。

 

しかしこの発売前にシュタゲアニメ一挙放送があったり、このゲームに本編がまるまんまついてきたりする理由が分かりました。

これ、本編やったのがだいぶ前で忘れかけているという人は一度本編やってからゼロをやった方がいいです。確実に。

 

そして僕はこの後本編のほうをやることになるでしょう・・・。

 

個人的にまゆりが一番好きなのでまゆりエンドは思わず泣いてしまうぐらいよかったのですが、確実に癒しはダル。どんな状況でもその話し方・・・マジで癒されます。日常を保ってくれる。

 

本編としてではなく、番外編として楽しめるいい作品でした。