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ゲーム、ライトノベル、アニメ、漫画などなどの感想、個人的な趣味のブログを書いていきたいと思います。

【ライトノベル感想】だがしかし もうひとつの夏休み

 

 あらすじ

大人気駄菓子漫画をノベライズ!

ここは、とある田舎町。特に観光地があるわけでもなく人口も少ないこの辺境の地に、都会からひとりの少女がやって来た。その子は大手菓子会社の社長令嬢で、胸が大きくて、そして、駄菓子マニア……。

駄菓子屋の息子ココノツと、駄菓子大好き美少女ほたるが織りなす「おかし」な夏休み。うまい棒ブタメン、ポテトフライにフエラムネ……などなど、おなじみの駄菓子をネタに繰り広げられる新感覚駄菓子コメディー! ブタメンを博多流バリカタで! 魚沼産特A級ランクのコシヒカリに合う駄菓子とは? デッドストックのプレミア付きプラモで一攫千金!? 今年の夏は、いつもと違う予感……。

 アニメ化も決定した、少年サンデー連載中の大人気駄菓子漫画『だがしかし』を、『這いよれ!ニャル子さん』『出番ですよ!カグヤさま』の逢空万太がオリジナルストーリーでノベライズ!

 

 

だがしかし本編4巻と同時に発売したノベライズ版。当たり前ですが漫画4巻をすべて読んでからの方が楽しめます、まさか4巻の話まで出てくるとは思いませんでしたが。

 

内容は本編では語りきることのできなかった部分や本編の合間に行われていたことを中心としたもの。

本編は1つの話に1つの駄菓子を紹介する、もしくはそれが含んだ話なわけですが、今回にはそのルールはなく、いろいろな駄菓子の話がたくさん出てきていました。

 

読んだ感じ、違和感もなく、ちゃんと場面が漫画の絵で頭の中で再現できるほど。ただ、やはりほたるさんの変なスタイリッシュなポーズなどがそのまま見ることができるわけではないので、そのまんま同じというわけにはいきませんでした。そりゃ当たり前ですが。

 

本編としてではなく、その合間の話として、そしてノベライズとして読みたい人向け。

 

短編形式でありつつも、漫画のネタも出してきたりと、飽きない内容。読みやすいのは漫画と同じで、あいた時間に楽しむことができます。

 

実はニャル子さんはアニメでしか見たことがなかったので、作者さんの作品を読んでみたのは初めてだったんですよね。

 

いつも漫画を読み終わるたびに「ああ・・・もうちょっとだけ読みたかった」と思うのでそのあとにこのノベライズ版を読めるのは幸せ。

 

漫画と同じように駄菓子雑学が出てくる回もあればキャラクター掘り下げ回もあり、本編ではなかった部分がわかったり・・・3巻ででてきたお好み焼き屋の玉井さんとの話も出てきます。ただのモブではなかった・・・。

 

個人的にうれしかったのはサヤちゃん視点の話があったこと。ココノツのこと好きすぎるんだよなあ。