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ゲーム、ライトノベル、アニメ、漫画などなどの感想、個人的な趣味のブログを書いていきたいと思います。

【ライトノベル感想】冴えない彼女の育てかた 9

 

 あらすじ

プロデューサーに天敵・波島伊織を加え、俺、安芸倫也が企画した新作同人ゲーム『冴えない彼女の育てかた』制作のため、ついに走り始めた新生「blessing software」。だが、その矢先―かつての仲間・英梨々の1枚のイラストが、サークル内に波紋を巻き起こしてしまった。

「わたし、この人と比べられなきゃならないんですか…?」

「なんなん、だろうね…もう」

ライバルの進化に震える出海ちゃん、親友への苛つきを抑えきれない加藤、そして幼なじみと仲直りをしたはずの俺は…。新生サークル最初の危機、救世主は思わぬところから!?

 

 

前巻よりまさかの伊織が加入。正直、色々なイベント、それこそ萌えイベントなんかもたくさん起きているのですが、個人的にこの点がとても好き。

 

1~6巻とずっと倫也のライバル的な立ち位置で、しかも仕事が出来るイケメン。そんな伊織が加入するのは少年漫画のライバルキャラが仲間に加入する展開を思い出してしまいます、燃え。

加入したライバルキャラというものは得てして弱体化する運命にあるわけですが、このような作品ではどう動くのか楽しみです。

 

英梨々や詩羽先輩が普通に登場するので忘れがちですが、その2人に勝って、2人を取り戻すというのが主人公たちの目標。

そのための第1歩なのですが、出海ちゃんと部屋デートとかいう展開に・・・。いや、可愛くていいんですが傍から見るとオタク2人の会合だこれ!

 

さらに詩羽先輩がアドバイスすることで主人公を助け、終盤までは英梨々無双。出番自体は少ないはずなのに、実際の英梨々とのエピソードをゲームに落とし込んでいるので実質出続けている・・・。

加藤が言っていたようにプライバシーうんぬんがあるので英梨々に許可をとるのが大変そうですが、それが仲直りのきっかけになりそうでなにより。

 

というかこの主人公、自分の人生を多少脚色すればギャルゲーみたいになるってどういうことなんだ・・・?

 

そして最後は加藤がまるまんま持って行きました。さすがメインヒロイン!たぶん。ヒロイン全員とイベントを起こしているのでもはやだれがヒロインか分からなくなってきました。

これ恋愛面解決するのだろうか・・・。

 

前の巻で見たことあるようなイベントがゲームに落とし込まれていたし、最終的にはこの本そのものがゲームの内容となりそうですね。

ゲームのタイトルも冴えない彼女の育てかたですし、楽しみ。