【ライトノベル感想】デュラララ!!SH×3
あらすじ
互いに熱狂しあうのは、とてもいいものだ。例え法律や社会が否定しても俺だけは認めるよ。だから君も、安心して熱狂すればいい。人を愛するなり憎むなり、無関心を貫くなりね。
それはどれも等しく、とても価値のある事なんだから──。
ダラーズの終焉から一年半。池袋では今、通り魔による連続傷害事件が起きていた。そしてその犯人は――池袋を舞台にしたアニメのキャラクター!?
一方、『スネイクハンズ』として池袋の揉め事解決に乗り出した八尋たち来良学園の新入生三人。そんな彼らに通り魔の犯人捜しの依頼をしてきたのは遊馬崎と狩沢だった。かつての切り裂き魔を彷彿させるかのようにエスカレートしていく事件に、徐々に巻き込まれていく首無しライダーの心の内とは──。
池袋に再び帰ってきた、キレた奴らの物語。
さあ、みんな一緒に、デュラララ!!SH×３
無印本編３巻のリッパーナイトのような傷害事件が発生。その犯人はアニメキャラクター・・・の着ぐるみを着た人物・・・？
なんというかアニメキャラクターが金槌もって襲ってくるってもはやホラーの領域ですよね。めちゃくちゃ怖い。
主人公たちやワゴン組、そしてトムが襲われたことに怒った静雄、ブルースクウェアなどなどがそれぞれ犯人を捕まえようと奔走するわけですが・・・犯人はどうやら１人だけではない様子。
犯人はしかしそのアニメの熱狂的なファン故にアンチのようになってしまった人や過剰に規制をもとめる人などなど少し小物っぽい感じ。
臨也が出て来ないので大きな悪というものがなく、なんとなくさびしい。
一応四十万などが大きな悪かのように書かれていますが、あの時からどれだけ成長しているのかが楽しみです。
そしてどうやら主人公たちの関係も少しずつ変わってきた様子？いい方向か悪い方向かはわかりませんが。
個人的にワゴン組が好きなのでこの巻で出番があってありがたい。遊馬崎はいいキャラしてる・・・。
次巻も楽しみです。
