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【ライトノベル感想】僕は友達が少ない CONNECT

 

僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)

僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)

 

 あらすじ

三日月夜空は、十年前に離ればなれになった親友との物語を再び始めるために動き出そうとしていた

高山ケイトは、妹の幸せを喜びながらも寂しさを覚えていた

天才少女志熊理科は、その能力ゆえの孤独を抱えていた

孤高の男子高校生柏崎天馬は、自分に付きまとってくる同級生に戸惑っていた

柏崎家の新しい家令ステラは、お嬢様に対して複雑な想いを抱いていた

そして羽瀬川小鷹が主人公になった時、その裏では…。

『はがない』待望の最新刊。小鷹以外の人物達によって綴られる、一つの奇跡へと続いていく、煌めく奇跡達の軌跡―“繋がりの物語”登場。

 

 

繋がりの物語ということで一応番外編になっていますが、あとがきにも書いてあるようにもはや本編と変わらないぐらい重要な話が詰まっています。

 

まずは小鷹以外の部員視点での物語。普段が小鷹の一人称なのでこれは新鮮。最初の方の話と繋がりがあるのでそこと見比べてみると面白い、かもしれません。

 

そして過去話。過去話というとそれこそ部員の過去話かと思いきや、なんと親、天馬と隼人の話でした。

なぜ小鷹と星奈の親の過去話・・・?と思っていたのですが、少し感動してしまう話でした。小鷹の母親がもう亡くなっていると考えるとあの無邪気なやり取りは結構心にくるものがあります。

 

しかしこの話を知っているのと知らないのとでは今後大きく変わりそうな気がするのでやはりこのタイミングで読んでしまうのがいい番外編だと思います。

具体的には8巻の後。

 

そして8巻最後へと繋がる物語。理科との喧嘩を見ていた夜空が旅に出るから探さないでくれとみんなにメールを送り終了。

すでにこの後の巻を読んでいるので分かるのですが、小鷹と友達枠だった夜空ではなく、理科と友達になったのがショックなのだとか。

 

タカとソラが友達だったのは昔。今は違うとそういうことなのですかね。