【ライトノベル感想】冴えない彼女の育て方 8
あらすじ
新学期を目前に控えたあの日、かつての「blessing software」は終わりを告げた。そして新学期、俺たちは新たなメンバーを迎え、新作ゲーム製作のため、再び走り出そうとして―。だが、まだ手探りなまま始動した新体制に、少しずつ、しかし致命的な綻びが見えはじめてしまい…!?
加藤がメインヒロインになっていた・・・!7巻8巻と連続で表紙飾ってますし、これはもう加藤がメインヒロインでいいでしょう・・・!
英梨々、詩羽が引き抜かれ、サークルが崩壊してしまいましたが、新たな学期ということで新メンバーを加えての活動を再開。
いやあ、7巻の衝撃的な内容からどうなることかと思いましたが、基本はいつも通りに見えます。
ただあの猫被りの英梨々が学校内で倫也に普通に話しかけたり、加藤が未だに英梨々と仲直りしていなかったりとまだ完全に元通りとはいかない様子。
すでに卒業している詩羽は割といつも通りでしたが、やはり話す内容が変わっていましたね。もちろんゲーム制作に関して。
出海ちゃんを加えて倫也がストーリーを書く事でなんとか2人の穴を埋めようとしますが、出海ちゃんはいいとしても倫也はこのサークルのまとめ、マネージャー的仕事もしなければいけない。
そこで目をつけたのが伊織というのが熱い。伊織をサークルのまとめ役として引きいれたわけですが、こう・・・敵が仲間になる瞬間ってやはりいいものがありますね。
伊織とかは特に味方にまわるととても心強いタイプの敵でしたから。
加藤が何かとキャラがついていており、ヒロインとしての風格がある中、順調に見えたサークル活動。
しかし最後の最後でとても不穏な感じに・・・。
英梨々の自分でも気付いていない進化を見せつけられて、倫也たちがどう動いていくのか、まだまだ盛り上がって行きますね。