【漫画感想】極黒のブリュンヒルデ 6
あらすじ
「結局、自分の命は自分で守らなあかんのや」 研究所が召喚した魔法使い・瑞花は、「夢の中で未来に干渉する」能力の持ち主だった。カズミの死を回避すべく良太たちが計画を立てる一方、瑞花は自らの予知を実現させるため、カズミの前に現れる。自分の死が巻き添えであり、その死を回避する方法があることを瑞花から聞かされ、カズミの心は揺れ動く…!
5巻から続いたカズミの死回避作戦がとうとう完結。しかも予知とかいうレベルではなく相手の瑞花は未来にそのまま干渉するわけですから、回避する方法がない。
これを読んでいる間は読者にもどうなるのか分からないようになっているのでハラハラドキドキ。
しかもカズミが自分の命欲しさに裏切ったかのような描き方をしているので尚更ハラハラしていましたが。
それも全て作戦で、みんなが無事で涙を流していたのはきっと本心から。
相手の瑞花がいい女の子だったからよかったもののかなりピンチでしたね・・・というかいい人だったからこそ辛い部分もあったのですが。
作戦にさらにはえぐさまで、この1冊に色々なものが収録されています。
しかし後半は海へと行くサービス回。ところどころ重い部分もありますが、とても癒される・・・なんかもう普通に過ごしている姿を見るだけでもこう感じるあたり今まで本当に色々なことがあったと・・・。
最後の最後はラスボスちっくな相手まで出て来て平穏が終わってしまいました。寧子にそっくりな見た目のその魔法使いは一体誰なんでしょうか。
続きが楽しみです。