【ライトノベル感想】問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て (角川スニーカー文庫)
- 作者: 竜ノ湖太郎,天之有
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/29
- メディア: 文庫
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あらすじ
レティシアが連れ去られたことで始まったギフトゲーム“SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIRE KING”。勝利条件がない最悪のゲームの開始とともに、地上では巨人族がアンダーウッドを襲い、天には最強種である龍の純血が雄叫びをあげる。絶対絶命のなか春日部耀は、レティシアがいる吸血鬼の古城に1人乗り込んでいった。十六夜も黒ウサギも手が届かない天上の城で、十三番目の太陽を撃ち、ゲームクリアは出来るのか―。
久々に本を読む事ができました。この休日で。
相変わらずサブタイトル回収のところが熱い。しかし、ゲームの内容謎解き部分が難しいです。
謎解き部分も面白く、読んでいて熱かったり、登場人物が必死で考える姿は素晴らしいのですが、内容が分からない。
そもそもそういう内容ではないのかもしれませんが、神話とかに詳しければもっと面白いと感じるのでは・・・と思ってしまいます。
こんなことなら神話についてとか、童話について詳しくなっておくんだった、と。いや、本を読むためだけじゃなく、知識としても面白そうですよね。
前もハーメルンとか出てきましたが、「あ、名前きいたことある」程度の認識でしたし・・・。
ただ、こういう系の内容って読み終わった後も楽しみが続くんですよね。
読み終わってあの部分元ネタあるのかな、とかそういうのを調べる楽しみが。なにやらWikiか何かにはそういうものがしっかりと書いているらしく。
今回はその主となる謎解きなども面白かったのですが、一番驚いたのは黒ウサギと匹敵するような敵が現れたところですね。
なんやかんや十六夜や黒ウサギで無双みたいなところがちょいちょいあったわけですが、これはあの相手をどう倒すのか楽しみですね。
こういう展開って次の巻だけじゃなくて終わりの方の展開まで楽しみになってしまう。長く何かを楽しみに出来る作品はそれだけで魅力的です。