【漫画感想】ワールドトリガー 11
あらすじ
A級隊員になるためB級のランク戦に臨む修たち。B級中位グループの長距離戦型・荒船隊と接近戦型・諏訪隊との三つ巴の戦いは白熱していく!! 相手の戦術を破るため、作戦を練り上げた修たち玉狛第2は!?
なんだこれめちゃくちゃ面白い・・・。敵との戦闘は規模、迫力共にすさまじく、ランク戦とはいえまだB級だし・・・と侮っていたらこれですよ、最高に盛りあがった。
ワールドトリガーは集団戦がとても面白く、ということは=キャラの数が多いんですよね。だから名前と外見が一致しなかったりするんですが、こういうランク戦でキャラクター紹介的なことも含めてやってくれるのでありがたい。
そしてまたB級でもやっぱり熱い。地形をいかした攻撃や、相手の戦い方を見て作戦を練ったりなど、こういう戦いが見たかったんだ・・・というのを次々とやってくれています。
遊真がやはりB級の中では強い部類に入るのですが、それでも圧勝とはいかず、かなり苦戦していたりと集団戦と単独戦は当たり前ですが違いますね。
前回の大規模侵攻の時は確かに全体での戦いではあったのですが、遊真なんかはほぼ単独で敵を倒していましたから、こういうのは新鮮。
しかし、遊真がやられたら後は弱い、と指摘されてしまった修と千佳はどうするんでしょうか。作戦は修が考えているし、千佳も持ち前の砲台で足場を崩したりと何もやっていないわけではなく、むしろきちんと貢献しているのですが・・・。
戦闘となってしまうと厳しいものがあるのかもしれません。それに今後A級を目指すのならなおさら。
主人公たちだけでなく、相手のB級にもしっかりエピソードがあって読み応えがあります。やはりまとめて読むのがいい漫画のように思えます。
あとは個人的なことですが、千佳が好きなので出番が多くて嬉しい。大規模侵攻の時は出つつも守られることが多かったですからね。
弾バカこと出水も好きなので今後出番がまだあるといいなあ、と思いつつ。
本当に面白いのでおすすめできる漫画です。