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【漫画感想】血界戦線 2 世界と世界のゲーム

 

血界戦線 2 世界と世界のゲーム (ジャンプコミックス)

血界戦線 2 世界と世界のゲーム (ジャンプコミックス)

 

 あらすじ

紐育崩壊後、構築された都市。異界と現世の交わる魔都に於いて世界の均衡を保つ為に暗躍する秘密結社ライブラが存在した!!

 

 

相変わらずの面白さ。特に前半の話が大好き。

チェスや将棋に似たゲーム、プロスフェアーというゲームが流行しているとのことで、麻薬の情報を得るためにクラウスはとある人物にプロスフェアーと挑みますが・・・。

 

これ下手な罰よりもつらいんじゃなかろうか。クラウスの前に挑んだチェス世界チャンピオンの人の命も賭けて戦うことになった勝利条件は99時間プロスフェアーをやり続けること。

 

もちろんその前に勝てばいいのですが、相手は人間ではなく、勝てる可能性は薄い。だからこそ負けないように考えながら耐えなければならないのですが・・・寝ないでこれは厳しい。

 

チェスや将棋よりも複雑で、考えることも多く、無限に手が増えていく。そんな地獄みたいなゲームをやり続けたら精神的にも頭的にもきつく、死ぬことだってありそうです。

 

しかしそれでも命を守るためにクラウスは戦うわけですが、単純な話だからこそ心打たれる内容になっています。

しかし最後にからっとまた山川さんと対戦しているところを見るとあれはトラウマとはならなかった様子。

 

少し先まで読んでいますが、クラウスがここまで弱っていたのはこの話ぐらいかもしれません。最初読んだときとても衝撃を受けた内容でした。

 

前回、バトルものというより日常ものっぽいという感想を書きましたが、2巻の後半で1つのバトルものとしての核となる部分が出てきました。

吸血鬼、ブラッドブリード。

 

今まで起こった事件起こった事件を処理していく内容だったのに対し、とうとう明確に敵のことが明らかにされます。

しかしまさしくレベルが違う相手ですね。名前がわかったからこそ密封できましたが、倒したわけではないと思いますし。

 

日常ものとしてもバトルものとしても面白くなってきた印象。

しかし幸運故にまわりに不運をまき散らすのは何気にえぐい・・・。