【ライトノベル】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 3
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3 (GA文庫)
- 作者: 大森藤ノ,はいむらきよたか,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/12/13
- メディア: 文庫
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あらすじ
「アイズたんLv.6キタァアアアアアア!!」
先のダンジョン探索において、謎の女調教師、階層主・ウダイオスとの激戦を経たアイズ。しかし念願のLv.6に昇格した【剣姫】の表情が冴えないのには理由が。
「こ、恋煩い? アイズたん、男なんか?」
一つ――やっと出会えた白髪の少年に、またもや全力で逃げられてしまったこと。
「……そうか、お前が『アリア』か」
二つ――自分しか知るはずのないその名前を、調教師の女が知っていたこと。
だが、そんなアイズを試すように再びダンジョン探索のクエストが舞い込む。
まるでそこに答えがあるかのように……
これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
面白かった。面白くはありましたが、これレフィーヤの成長物語になっていませんか・・・?今現在アニメ化しているダンまちの外伝です。
本編がダンジョンに潜りながらベルが成長のに対し、こちらはアイズを主人公に据えながらも、極彩色の魔石を持つ食人植物や謎の胎児について調べている若干の謎解き要素というかそういう内容になっています。
正直事の派手さでいえばこの外伝の方がすごく大きくて派手。しかしアイズが主人公ということもあり、どことなく大丈夫なんだろうなという安心感が。
本編と繋がっている!という発見や補完があっていい!という楽しみはありますが、どうしても本編ありきの楽しみ方をしてしまいます。
まあ、外伝なのでそれで正しいとは思うのですが。
今回は少し謎が解けたり、核となる部分に触れたりと内容も十分面白かったです。ただ、こうなってくると本編も楽しみになってきます。
なんだか憎まれることの多い狼人のベートですが、今回はなんだかかっこいい部分も見れたような気がします。
根っからの悪人ではないんですよね、口悪いですけれども。
毎回主人公のように成長していくレフィーヤは可愛い。前髪ぱっつん可愛い。最初から大きく成長しているのは間違いなくレフィーヤ。
しかし同じエルフでも魔法剣士と後衛の魔法使いでは大きく違うものなのですね。
アリアの謎もまだ残っていますしこれからが楽しみです。