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【ライトノベル感想】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5 (GA文庫)

 

 あらすじ

「リリ達は囮にされました! すぐにモンスターがやって来ます! 」
「…そんな」
「おいおいっ、冗談だろ?」
鍛冶師のヴェルフを加え中層へと進んだベル達。しかし他パーティの策略により一転、ダンジョン内で孤立してしまう。 ヘスティアはベルを救うため、Lv.4の元冒険者・リュー、さらには神・ヘルメスと共にダンジョン侵入を試みるが……
「──階層主(ゴライアス)!?」
立ち塞がる最凶の敵が、ベル達を更なる絶望へと追いつめる。希望を求め、決死行が繰り広げられる、迷宮譚第五弾!

『限界まで──限界を越えて己を賭けろ』

これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

 

アニメ化も決定している作品の5巻。パーティが増え、前よりも安定してダンジョンに潜る事が出来ていた主人公ベル達。

しかしこの巻でとうとうダンジョンの恐ろしさを見る事が出来たような気がします。

 

今までが順調過ぎるぐらい順調だったため、とうとう中層に潜ることになったのですが・・・そこで他パーティにモンスターをなすりつけられ大ピンチに。

さらには足場が崩れ、縦穴に落ちてしまう事に。そのおかげでモンスターからはある程度逃げれたのですが・・・ダンジョンでの縦穴は恐ろしい。

 

下の層にいけばいくほど、1層の差でも大きく違うぐらいモンスターが強くなる中、落ちた衝撃で大けがをおったベル達はその階層を歩く事に。

なんだこの絶望感・・・。

 

目的地は地上、ではなくさらに2、3下の層にある唯一モンスターが湧かない地点がある18階層。うまく縦穴に落ちる事で目指そうとするのですが・・・本当に満身創痍。ポーションなどの数も少ないしで絶望的でした。

 

その頃地上ではベル捜索隊が組まれていて・・・という展開。

最終的にはなんとか18階層に逃げることが出来たわけですが・・・そこで待っていたのも地獄のような展開でした。

 

以前絡んで来たモルドという人物に決闘を申し込まれたり、いないはずの階層主が現れたり・・・。

 

3巻はベル自身の戦いだったのに対し、今回は総力戦。ファンタジーものの作品では一度は見たいよね!と思う展開ばかり。

とても熱く、盛り上がりました。

 

最後はベルのスキルによる一撃でしたが、3分ものチャージ時間を稼いだのはまわりのみんなのおかげ。

これも総力戦のうちの1つだと思いました。

 

ダンジョンと神の関係にも少しだけ触れ、冒険だけではなくそういったところにも今後触れていくのかな、と。

アニメではぜひ、3巻の戦いはかなりかっこよく作ってほしいところです。

 

しかしタイトルで損をしているよなあ・・・という作品。こういうタイトルの方がとっつきやすくはあるのですが、元はファミリア・ミィスというタイトルだったらしく、こちらの方がよくない?と最初は思っていました。

今ではダンまちという略称もつくぐらい浸透していますが。