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【ライトノベル感想】クロックワーク・プラネット 1

 

クロックワーク・プラネット1 (講談社ラノベ文庫)

クロックワーク・プラネット1 (講談社ラノベ文庫)

 

 あらすじ

――唐突だが。世界はとっくに滅亡している。死んだ地球のすべてが、時計仕掛けで再現・再構築された世界――“時計仕掛けの惑星”。落ちこぼれの高校生・見浦ナオトの家に、ある日突然黒い箱が墜落する。中にいたのは――自動人形の少女。「あんな故障一つで二百年も機能停止を強いられるとは。人類の知能は未だノミの水準さえ超えられずにいるのでしょうか――?」

 

すっごい今更なんですけれど、サブタイトルのライトノベル感想の部分、レーベル名の方がいいでしょうか?

ライトノベルという区分が難しいところというのもありますが、そちらのほうが分かりやすいかな、と。迷いどころ。

 

というわけでこの作品のお話。ストーリーとしては時計仕掛けで作り直された世界で耳のいい主人公が世界の欠陥を見つけ出し、仲間と協力して世界を救うというもの。

これが一応1巻の内容でした。

 

今後はどうやら自動人形集めが主になるんでしょうか。

くっ・・・しかしなんだ人形萌えというのはなかなかに高難度だとは思いますが、ここまで可愛ければOKでしょう。

この作品はそんな可愛らしい女の子とのやりとりも楽しめます。

 

ただ、本筋はとても熱い。世界の欠陥をなおすために頑張っていた女の子の前に耳のいい主人公が現れ、助ける展開は面白かったですね。

 

この作品で一番いいなあ、と思ったところは全てが時計仕掛けで出来ている世界、という設定を余すところなく活用しているところでしょうか。

いい設定なのにいまいち本編に活かされていないという物語が多い中、ここまでがっつりと絡んでいるのも珍しい。

 

さらに耳のいい主人公という設定がそれをさらに倍増させています。読んでいて面白い!と思いつつどこか感心してしまう部分もありました。

 

僕がこの作品を読んでみようと思ったのはもちろんイラストが可愛らしいとか、面白そうだとか、原作者の1人がノーゲーム・ノーライフの人だからとか様々なものがありますが、一番ぐぐっときたのはやはり時計仕掛けの世界という設定。

 

だからこそここまで活かされているのはとても嬉しかったです。

 

ノーゲーム・ノーライフを楽しめたのならまず楽しめるのではないか、と思います。

 

色々な1巻に手を出し始めて新刊とかどうしたんだって思われがちですが・・・いや、どうしても読みたくなる瞬間があるんですよ!

ちょいちょい新しめのものも読んでいきたいと思います。