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【ライトノベル感想】オーバーロード 1 不死者の王

 

オーバーロード1 不死者の王

オーバーロード1 不死者の王

 

 あらすじ

その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。

 

ゲームに閉じ込められる系の話かと思いきや、その上異世界に飛ばされるという2重の展開はさすがに読めませんでした。

他にも色々とゲーム系統の話では珍しい部分があります。

 

話的には閉じ込められ、気付けばゲーム内とも違う異世界に飛ばされてしまい、そこがどこなのか考えつつ探っていくのがメインテーマなんでしょうか。

今回はそんな探っている最中に襲われている村を見つけたのでそこを情報収集と引き換えに助けたという展開がありましたが、ここの部分は巻ごとに変わっていきそうです。

 

まず驚いたのは主人公が骸骨ということ。人間ですらないからこそ、主人公の無双部分がとても恐ろしく見え、また人間ではない見た目によりその無双がするっと入りやすいというか。

どうしても学生の主人公が無双するという展開はおかしいという話があります。個人的にはそれも好きな話なのですが、そういうのが苦手な人もすんなり入れるかと。

 

とはいえまだ心は人間。部下たちに使えない上司だと思われないよう振る舞う姿はどこか微笑ましかったです。

そんなの関係ないとばかりに部下たちは慕っていましたが。

 

また、他と違う点としては主人公の拠点が決まっていることでしょうか。まだ1巻しか読んでいないため他の巻は分かりませんが、こういう話では主人公が冒険していく話が多いような気がします。

 

しかしこの作品は1つの拠点にどっしりと構え、そこから見えるところで気になったところに行く、または部下に行かせるということがあるのです。

異世界に迷い込んだとは思えないほど。

 

1巻はキャラ紹介的な内容、主人公紹介的な内容が多かったのですが、2巻からの展開が楽しみです。

あとは大筋となるこの世界はなんなのか。そういう謎が明かされていくのも楽しみのうちの1つですね。

 

ただ、文庫本ではないので少し値段がはってしまうというのがなかなか手が出せない理由かもしれません。

値段分文庫よりも文章やページ数は多いと思うのですが。