【漫画感想】極黒のブリュンヒルデ 2
あらすじ
「私たちは一体なんなの?」
「私たちは一体何をされたの?」
「鎮死剤」を手に入れるために潜入した製薬工場で、研究所からの刺客・沙織の魔法『斬撃』により、良太の目の前で体をバラバラに切り刻まれてしまった寧子。沙織との死闘の果てに、二人が見たものは…!?
1巻のときのようなダークさはそのままに主人公の機転をきかせた作戦により、絶望的状況を覆したこの2巻。
鎮死剤という魔法使いたちが生きるために必要な薬を取りに、敵の研究所に潜入しているわけですが・・・。
倒した相手がイジェクト。ドロドロに溶けだすという衝撃的な光景、それだけではなく溶けた魔法使いの体から出て来たのは目のたくさんあるよくわからない物体でした。主人公が咄嗟に踏みましたがあれは一体なんだったのか・・・。
それはもう寧子だって自分達が何者なのか知りたくなるというものです。
こういう主人公だけが人間のパターンってどうしてもその主人公が足手まといになりがちなんですがこの作品は違いますね。
魔法使いが生き残るための道を考えたり、それを実行したり、機転をきかせて勝負に勝ったり。
小鳥という新たな魔法使いが出てきましたが、なるほど。自分と相手の位置を入れ替えるという魔法をそう使いますか。なんだかハンターハンターのゴレイヌの念能力を思い出しました。
しかし予知能力、救われることも多いですが中途半端にしか見えないので下手をすればいい魔法使いをも敵として見てしまう可能性もあるような気がします。
今回のがまさにそれでしたし。
毎回のように主人公が苦労している。とても面白かったです。
感想と関係ないですが、明日とか3回ぐらい更新できたらなあ、と考えています。うん、あやしい。