【漫画感想】ジョジョリオン 9
あらすじ
東方家に代々伝わる病を治すという果実について、常敏は何かを知っている。そして家族に隠している…。それに気づいた定助は、常敏の得意とするクワガタ対決を持ちかける。彼を追い込んで真実を暴くことができるか!?
いや、内容的には力のぶつかり合いだけではないのですが、グロテスクなムシキングみたいな印象のバトルが繰り広げられていました。
虫と虫の戦いが盛り上がらないとまでは言いませんが、やはりスタンドバトルだけではなく、虫バトルをここまで盛り上げてくるのはすごいの一言。
とはいえ、一切スタンドを使っていないわけではなく、お互い相手にバレないように能力を使っているのがとてもいい。
定助の能力って色々と応用出来たりするから見ていて面白いですね。
その虫バトルが今巻のほとんどを占めているのですが、最初からたくさんある謎についても少し進んだ様子。
スタンドを発現させた康穂がすごく頼りがいのある女性になっているのが印象的でした。なるほど、康穂のスタンドはこう使うのですか。
虫バトルといい、賭けごとといい4部にあった露伴と仗助のサイコロバトルを思い出します。あの時も仗助は相手にバレないようイカサマしてましたしね、使ってたのはスタンドではありませんでしたが・・・。
個人的に4部が一番好きなのでそんな4部と同じ舞台で、馴染みのある名前、そして似た雰囲気がとてもいい。
謎が多いあたりなど完璧に似ているというわけではありませんが。
巻数が多いのでなかなか買いにくいとは思いますが、ここでおすすめしなくてもかなり有名な作品なのでぜひ。僕も巻数多くて手を出せていなかったタイプなので。
各部の繋がりも好きだったりするので1部から読むのがいいと思います。
常敏のスタンドの姿がかっこいい。